「心身症診断・治療ガイドライン2006・緊張型頭痛」に関する
アンケート調査実施のお知らせ(頭痛専門医対象)

             

 厚生労働省精神・神経疾患委託費研究「心身症診断・治療ガイドラインの標準化とその検証に関する研究」班の分担研究者:吉内一浩先生から、「緊張型頭痛(心身症)の診断・治療ガイドラインの標準化とその検証に関する研究」の一環として「心身症診断・治療ガイドライン2006・緊張型頭痛」に関するアンケート調査協力の依頼がありました。
本学会としてお引受することにいたしました。 同研究班の分担研究者からアンケートが届きました際には、ご協力のほど宜しくお願いいたします。

 

アンケート調査に関する書類

1.調査趣旨説明書

2.「心身症診断・治療ガイドライン2006・緊張型頭痛」についてのアンケート

3.心身症診療・治療ガイドライン2006・緊張型頭痛(別冊)
 



「心身症診断・治療ガイドライン2006・緊張型頭痛」に関する調査


趣旨説明書
 

はじめに
 私たちのグループでは、厚生労働省精神・神経疾患委託費研究「心身症診断・治療ガイドラインの標準化とその検証に関する研究」(主任研究者:小牧元(国立精神・神経センター精神保健研究所))の分担研究として、「緊張型頭痛(心身症)の診断・治療ガイドラインの標準化とその検証に関する研究」(分担研究者:吉内一浩(東京大学大学院医学系研究科 ストレス防御・心身医学専攻))を行っております。同研究班では、2006年に「心身症診断・治療ガイドライン2006」を出版いたしました。私たちのグループは、「緊張型頭痛」を担当、同封させていただいた別刷のような診断・治療ガイドラインを作成いたしましたが、今後、さらに心身症に該当する緊張型頭痛の臨床にお役に立てるようなガイドラインの作成を目指して、本調査を企画いたしました。以下に今回の調査につきまして、ご説明申し上げます。お忙しいところ恐れ入りますが、意のあるところを汲んでいただき、ご協力を賜れましたら幸いです。

研究の目的
 「心身症診断・治療ガイドライン2006」の「緊張型頭痛」のガイドラインの認知度、使用状況、改善点などを専門医に調査することによって、今後、臨床に有用なガイドラインを作成していくための基礎データとすることを目的とします。

調査方法
 この調査は、全国の日本心身医学会診療研修施設における指導医、日本心療内科学会専門医、日本頭痛学会専門医を対象として、各学会から送付に関する承諾を得た上で実施しております。本趣旨説明書とともに、調査用紙を同封いたします。記入に要する時間は約5−10分です。調査は無記名で、調査への回答 は統計学的に集計するのみで、個人情報は扱いません。

予想される利益と不利益
 この調査がただちに皆様のお役に立つことは残念ながらございませんが、集計結果は公開されるとともに、その成果は、今後「緊張型頭痛(心身症)の診断・治療ガイドライン」の改善に反映させ、先生方の診療のお役に立てるよう努めて参りたいと存じます。

予想される経済的負担
 この調査への参加による特別な経済的負担はありません。

プライバシーの保護
 この研究の調査結果は、学会・学術誌などで公表されることがあります。本調査は無記名にて行われますので、その際にも皆様の名前が公にされることは決してありません。調査結果は厳重に保管された後、研究の終了3年後に破棄されます。この調査で得られたデータが、本調査の目的以外に使用されることはありません。

本研究の調査費用
 本調査費は、厚生労働省精神・神経委託費研究「心身症診断・治療ガイドラインの標準化とその検証に関する研究」(主任研究者:小牧元、分担研究者:吉内一浩)による研究費によって行われます。
 本調査に関して、謝金の支払いはありません。

研究への参加が自由意思によるものであること
 回答をもって、本調査への同意とさせていただきますが、この調査への参加は皆様の自由な意思に任されております。また参加しない場合でも不利益を被ることは一切ありません。

施設における審査
 この調査は、東京大学大学院医学系研究科倫理委員会の審査を受け、内容や方法が適切であることが確認され、承認を受けています。


以上、本調査について説明申し上げます。不明点・疑問点がございましたら、下記まで遠慮なくお問い合わせください。

東京大学大学院医学系研究科内科学専攻ストレス防御・心身医学  准教授 吉内一浩
独立行政法人 国立精神・神経医療研究センター心身医学研究部   部 長  小牧 元


連絡先:
〒113-8655 東京都文京区本郷 7-3-1
東京大学医学部附属病院心療内科 稲田修士、吉内一浩
電話 03-5800-9764 ; FAX 03-5800-9737


「心身症診断・治療ガイドライン2006・緊張型頭痛」についてのアンケート
(厚生労働省精神神経疾患委託費研究「緊張型頭痛(心身症)の心身症診断・治療ガイドラインの標準化とその検証に関する研究」)


以下の該当する箇所に○もしくは空欄にご記入下さい。

1 背景
 (a)ご専門:(      )科
 (b)年齢:(   )歳
 (c)臨床経験年数:(   )年
 (d)診療している緊張型頭痛患者実数(ここ3ヶ月平均して):月     人程度
 (e)勤務形態:
   () 1、開業医
   () 勤務医:2、医院/診療所   3、病院   4、大学病院
   () 5、その他(                   )
 (f)加入学会(複数回答可):1、日本心身医学会   2、日本心療内科学会   3、日本頭痛学会

2 「心身症診断・治療ガイドライン2006」の「緊張型頭痛」をご存知でしたか?
  1、はい    2、いいえ

3 同ガイドラインの2002年版(旧版)はご存知ですか?
  1、はい    2、いいえ

4 緊張型頭痛にストレスなどの心身医学的問題が関係した症例の治療上で困っていますか?
  1、大変困っている  2、困っている  3、あまり困っていない  4、全く困っていない

5 心身医学的問題に対処したり解決したりすることに関心がありますか?
  1、大変関心がある  2、関心がある  3、あまり関心がない  4、全く関心がない

6 心身医学的問題がある場合には、患者の治療は通常どのように対処していますか?
  1、自分で対処している。
  2、専門家(心療内科、精神科医、カウンセラー等)に相談(あるいは併診)している。
  3、専門の施設・医師に紹介している。
  4、問題があっても特に対処はしない。
  5、問題のある症例が1例もないので対処はしていない。

7 同封のガイドラインを読んでの全体的な感想をお聞かせください。
 (a)緊張型頭痛の「心身医学的な診断・評価の仕方」が理解できましたか?
  1、よく理解できた  2、理解できた  3、あまり理解できなかった  4、全く理解できなかった
 (b)緊張型頭痛の「心身医学的問題への対処の仕方」が理解できましたか?
  1、よく理解できた  2、理解できた  3、あまり理解できなかった  4、全く理解できなかった
 (c)ご自分の診療に役立つと思いますか?
  1、たいへん役に立つと思う  2、役に立つと思う  3、あまり役立たない  4、全く役立たない

8 ガイドラインの全体の構成や個々の項目についての感想をお聞かせください。
 (a)ガイドライン全体のつくりは: 1、良い  2、普通  3、悪い  4、わからない
 (b)心身医学的因子とその評価は: 1、良い  2、普通  3、悪い  4、わからない
 (c)診断ガイドラインは:     1、良い  2、普通  3、悪い  4、わからない
 (d)治療ガイドラインは:     1、良い  2、普通  3、悪い  4、わからない
 (e)薬物療法は:         1、良い  2、普通  3、悪い  4、わからない
 (f)フローチャートは:      1、良い  2、普通  3、悪い  4、わからない
 (g)患者/家族用説明文書は:    1、良い  2、普通  3、悪い  4、わからない
 上記の感想の理由をお聞かせください。
 (                                                     )

9 このガイドラインの2002年版と比較してどう思いますか?
 1、わかりやすくなった。
 2、あまりかわらない。
 3、わかりにくくなった。
 4、2002年版を知らないのでわからない。
 上記の感想の理由をお聞かせください。
 (                                                     )

 

ここからは同封のガイドライン2006年版の有用性に関してもう少し詳しくお聞かせください。

10 ガイドラインを用いる上で、「診断のためのツール」があるとよいと思われますか?
 (a)診断のための(患者記載用の質問票)        1、あると有用   2、不要   3、分からない
 (b)診断のための(医師が使用するための)問診リスト  1、あると有用   2、不要   3、分からない

11 このガイドライン2006年版をお読みになって心身医学的問題に対処しよう、治療しようと思いましたか?(まずは現状でお答えください)
 (a)患者の話を少し聴く程度くらいならできそうと思った。           1、はい   2、いいえ 
 (b)心理療法(リラクゼーション法、認知行動療法など)をしてみたいと思った。 1、はい   2、いいえ 
 (c)向精神薬なら使ってもいいと思った。                   1、はい   2、いいえ 
 a〜cのすべてで「いいえ」とお答えの方はその理由をお聞かせください。
 (                                                     )

12 ではやり方を知る機会があればしてみたいと思うものをお選びください。
 (a)少し話を聴く程度                 1、してみたい    2、するつもりはない
 (b)心理療法(リラクゼーション法、認知行動療法など) 1、してみたい    2、するつもりはない
 (c)向精神薬を使う                  1、してみたい    2、するつもりはない
 a〜cのすべてにおいて「するつもりはない」とお答えの方はその理由をお聞かせください。
 (                                                     )

13 以下のような講習会(参加可能な時間と仮定して)があれば参加しようと思いますか?
 (a)話を聴くコツ                   1、参加したい  2、したくない
 (b)心理療法(リラクゼーション法や認知行動療法など) 
1、参加したい  2、したくない
 (c)向精神薬の使い方のコツ              
1、参加したい  2、したくない
 (d)緊張型頭痛の心身症に関する症例検討会       
1、参加したい  2、したくない
 a〜dのすべてで「したくない」とお答えの方はその理由をお聞かせください。
 (                                                     )

14 その他、緊張型頭痛患者の治療などでお困りの問題などに関して、ご意見がございましたらお書きください。
 (                                                     )
 

15 本ガイドライン2006年版の有用性の調査のために、先生方のご意見を反映してゆくとともに、患者さんを対象にした調査研究や、先生方にガイドラインを臨床の場で使用して評価していただくことも必要と考えております。その場合、ご協力を是非お願いしたいと存じます。いかがでしょうか。
 (a)患者を対象にした調査に協力     1、できる  2、たぶんできる  3、できない
 (b)ガイドラインを実際に使用しての評価 
1、できる  2、たぶんできる  3、できない
 (c)今回のようなアンケートへの協力   
1、できる  2、たぶんできる  3、できない

 

質問は以上で終わりです。 ご協力ありがとうございました。

アンケート用紙を同封の返信用封筒に入れて投函してください。
ご協力ありがとうございました。

お問い合わせ先
〒113-8655 東京都文京区本郷 7-3-1
東京大学医学部附属病院心療内科  稲田修士、吉内一浩
電話 03-5800-9764  FAX 03-5800-9737