頭痛診療に係わる医薬品の適応外使用における保険診療上の取り扱い拡大のお知らせ


平成23年10月3日

日本頭痛学会会員各位

 

頭痛診療に係わる医薬品の適応外使用における保険診療上の取り扱い拡大のお知らせ

                                              
医薬品の適応外使用に係わる保険診療上の取り扱いについて、厚生労働省保険局医療課長より9月28日付けで、通達が出されました。
http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T110929S0010.pdf

いわゆる「55年通知」に基づいて薬理作用に基づく適応外使用を認める内容で、頭痛診療に関連した医薬品も含まれています。
今回、適応外使用が認められた医薬品のうち、頭痛診療に関連の深いもののみ、一般医薬品名と適応外使用の認められた病名(原文のまま)を括弧内に示し、お知らせいたします。
なお、適応外使用の参考資料として、慢性頭痛診療ガイドラインが挙げられていることを申し添えます。

カルバマゼピン(頭部神経痛、頸部神経痛)
インドメタシン内服(片頭痛、筋収縮性頭痛)
インドメタシン ファルネシル(片頭痛、筋収縮性頭痛)
ジクロフェナクナトリウム(片頭痛、筋収縮性頭痛)
プレドニゾロン【内服薬】 (群発性頭痛)
ベラパミル(片頭痛、群発性頭痛)
メコバラミン(帯状疱疹後神経痛)


日本頭痛学会 理事長  坂井文彦
日本頭痛学会診療向上委員会委員長  山根清美
日本頭痛学会企画・広報委員長  竹島多賀夫